イチから現場を経験し
リアルな実践訓練を積む。
私は実家が建設業を営んでいて、いつも現場がそばにある環境で育ち、自分も同じ道に進みたいと思うようになりました。そこで施工管理という仕事に興味を抱き、「若い人でも多くの役割を与えられ、活躍できる職場」というキャッチコピーに惹かれて三信住建に入社しました。現在、建築部で施工管理を担当して2年目。上司からはもちろん、外部の職人さんからも学ぶ日々を過ごしています。職人仕事の領域にしても、安全性や品質を充分に守ったうえで、ひと通り触らせていただきます。「職人さんの立場に立ち、道具の使い方を体得していなければ、計画は立てられない」と考えるからです。

職人さんの立場に立ち
誰もが働きやすい環境をつくる。
今になって思えば、私は建設業を営んでいた両親から自然と学んでいました。両親は誰よりも早く出社して掃除し、職人さんの水筒を用意し、神棚に手を合わせる。当たりまえの光景だと思っていた心配りが結果的に現場をスムーズに動かすことにつながるのだと、自分自身が仕事をするようになって理解しました。だから現場では誰に対しても挨拶を欠かさず、些細なことでも掃除や整理整頓を心がけています。職人さんに気持ちよく働いていただける環境を整えることは施工管理の大事な仕事です。三信住建は間違いなく働きやすい職場ですが、同時にその環境は自分でつくっていくべきものだとも思います。

教えられる場から
自主的に動く場へ。
安全管理を始め、悪天候など突発的なトラブルへの対応、そして大切な進捗管理やコストの計算など、学ぶべきことは山のようにあります。それでも最近は、次の工程を想定しながら、今すぐ必要な作業に対して自主的に取り組み始めています。施工図の情報を基に寸法などの情報を現場や資材に原寸大で記す「墨出し(すみだし)」という作業をひとりで完遂したときは達成感がありました。今後は一級建築施工管理技士の取得を視野に入れながら、早く一人前の責任者となって現場を動かしたい。たとえ小さな物件であっても「人が喜ぶ住まい」を施工管理という立場で仕上げるのが私の目標です。