決して知ったかぶりをせず、
どん欲に知識を吸収してきた。
施工管理の現場で働いて8年目。主に自社ブランドの賃貸物件の建設現場で、施工管理を担当してきました。三信住建からは上司である所長を含めて3名程度で現場に就くことが多く、だからこそ所長に教わりやすく、かつ歳が近い同僚たちとも切磋琢磨してきました。新人の頃は「わからないことをわからないままにしない」と、上司だけでなくさまざまな職種の職人さんたちにも色々と教わってきました。安直に質問するのではなく「まずは自分で調べてみて、質問によって答え合わせをする」「一度聞いたことはメモをして、同じ質問を繰り返さない」などと心がけてきました。

大勢と手を取り合いながら、
モノを築きあげるという魅力。
最近、私は設計図を基に細かい寸法や納まりをすべて網羅する施工図の作成を担当するようになりました。たとえ小規模な現場であっても、現場には1日20名以上、のべ100名以上の人間が関わります。誰もが滞りなく動くための施工図ですから、少しも気が抜けません。施工図のほとんどを自分で担当した先日の現場は、竣工の際にはこのうえなく充足感がありました。私は大勢の方々とコミュニケーションを取りながら、ひとつのモノをつくるのが好きなんです。施工管理の仕事には「まさに自分たちでつくりあげている」という実感があって、とてもやりがいを感じています。

資格への挑戦を通じて
会社の事業拡大を支えたい。
今後はまず所長として現場を仕切る立場になりたいと、一級建築施工管理技士を取得するための勉強をしながら、コスト管理なども学んでいます。資格の取得に関して、現場では勉強時間の確保に対する配慮や、模擬問題の提供など、会社側からサポートしていただけるのには感謝しています。また、学生時代の専攻は土木工学だったので、一級建築施工管理技士の資格を取得したら、次は土木施工管理技士にも挑戦する予定です。擁壁や地盤改良など土木工事の領域までの施工管理技術を掌握することによって、今後、三信住建の事業拡大にとっての一助となればと思っています。